日本のお茶の歴史

お茶は6000年前から中国の雲南省、ベトナム、ラオス、カンボジアの辺りの亜熱帯地方に存在していたといわれます。

お茶に関しての日本の最古の資料によると、奈良・平安時代(約1300年前)に中国に遣唐使として留学をしていた最澄(さいちょう)と空海(くうかい)が、お茶の種を持ち帰ったとされています。その頃、お茶は薬として上流階級の人々だけの貴重なものでした。その後、鎌倉時代(約800年前)に栄西(えいさい)が中国からお茶の木を持ち帰り、お茶は武家社会に広がりました。栄西が書いた「喫茶養生記」(茶の効能についての本)には、源実朝(みなもとのさねとも)将軍の二日酔いを治したとあります。

室町時代(約600年前)、足利義政(あしかがよしまさ)将軍が茶の湯(武家社会の「茶道」の呼び方)を美術として愛し、戦国時代(約500年前)に、村田珠光(むらたじゅこう)・武野紹鴎(たけのじょうおう)・千利休(せんのりきゅう)たちによって、薬から嗜好品に変わったお茶の新しい礼式として侘び茶(わびちゃ)が確立されました。これが茶道の始まりです。

栄西(1141-1215)

画像イメージ:栄西(1141-1215年)


© 2014 - 2019 SAWAKAIfacebook icon